お客様本位の業務運営に係る方針

ニッセイアセットマネジメント株式会社は、日本生命グループの一員として、長期的な視野に立ち、健全な経営に徹するとともに、高い倫理観と良き企業市民意識を持ち、業務運営において、常にお客様本位で考え抜き、お客様に誠実かつ真摯に向き合っていくため、2017年6月に「お客様本位の業務運営に係る方針」を定め、2022年6月、2023年3月に改訂しました。

1. 商品

  • 適切なファンドガバナンスを通じて、お客様の「長期的」・「安定的」な資産形成に貢献する商品を提供します。
  • お客様のニーズを的確に把握・予測し、お客様にご満足いただける当社ならではの商品開発を実践します。
  • お客様にご提供する運用商品、お客様サービスに応じた手数料水準を設定します。

2. お客様サービス

  • 全役職員がお客様の利益を第一に考えたサービスを提供するとともに、お客様サービスの向上に継続的に取り組みます。
  • お客様に最良の選択をして頂けるよう、お客様に合った適時適切な情報提供を行います。

3. 運用

  • 継続的な運用力強化への取り組みとリスク管理の徹底を通じて、最良のパフォーマンス提供に努め、お客様の長期的な資産形成に貢献します。
  • スチュワードシップ・コードに基づき、ESG投資等を推進することで投資先企業の価値拡大に繋げ、お客様と投資先企業の共創が果たされるよう努めます。

4. 経営インフラ

  • 独立社外取締役の招聘により、ガバナンス体制の独立性・透明性を向上させることで、お客様の利益を最優先する取り組みを推進していきます。
  • 受託者責任を全うするため、人材など経営資源の適切な配分を進めていきます。
  • 「FD・サステナビリティアドバイザリーボード」を通じて、社外の有識者の助言を受け、お客様本位の業務運営を推進していきます。
  • お客様の最善の利益に向けた業務運営を推進するため、経営会議の諮問機関である「FDサステナビリティ委員会」を通じて、内部統制体制を強化します。
  • FD(フィデューシャリー・デューティー) :
    信託契約等に基づく受託者が負うべき義務を指すものとして用いられてきている概念ですが、近時ではより広く、他者の信認に応えるべく一定の任務を遂行する者が負うべき幅広い様々な役割・責任の総称として用いる動きが広がっています。

5. 利益相反の適切な管理

  • 業務執行部門から独立した利益相反管理統括部署および利益相反管理統括責任者を設置し、利益相反の懸念のある取引の類型を定め、適切な管理を行います。
  • スチュワードシップ活動へのガバナンス強化を目的に、構成員の過半数を独立社外取締役とする「責任投資監督委員会」を設置し、議決権行使等に係る利益相反管理を徹底します。
  • 研修等を通じて、利益相反の適切な管理についての取り組みを従業員一人ひとりに浸透させていきます。

6. 人材育成・企業文化醸成

  • お客様の利益を第一に考えたサービスを支えるために、プロフェッショナル人材を継続的に育成します。
  • 研修等を通じて、お客様本位の業務運営に係る取り組みを従業員一人ひとりに浸透させていきます。

「お客様本位の業務運営に係る方針」に基づく主な取組内容について

お客様に関する方針