定量指標(KPI)の状況
- 「お客様本位の業務運営に係る方針」に基づく社内の取組結果を定量的に示すため、以下の指標をKPIとして設定しています。
- なお、以下の指標はいずれも公募投資信託に係るものです。
運用力KPI
- 本数加重レーティング
- 資産別残高加重シャープレシオ
- 当社設定基準達成ファンド
運用力以外のKPI
- 純資産総額
- 公募投資信託全体
- 資産形成向けファンド
- NISA対象ファンド
- 確定拠出年金向け商品
- アワード受賞本数
- 満足度調査結果(販売会社に対する調査)
- 残高別ファンド本数
- 1ファンドあたり平均時価残高
本数加重レーティング
- 外部機関によるレーティングを用いたKPIとして本数加重レーティングをお示しします。
- 本数加重レーティングは前年から上昇しました。今後も運用力およびレーティングの向上を目指します。
資産別残高加重シャープレシオ
- 他社比較可能なKPIとして、当社ファンドの資産別残高加重シャープレシオをお示しし、業界全体との比較も掲載します。(シャープレシオとは、リターンのばらつきを示す標準偏差をリスク尺度として、負担したリスク1単位あたりの収益効率性を測ったものです。)
- 全ファンドでは概ね業界並みとなりました。国内株式や内外債券等において業界全体を上回った一方、海外株式や海外不動産投信等において下回りました。
当社設定基準達成ファンド
- 設定来で市場全体を上回るパフォーマンスをあげており、かつ、純資産総額が100億円以上のファンドをお示しします。
- 2024年3月末の該当ファンドは前回公表時より1ファンド減少の3ファンドとなりました。基準達成ファンドを増やせるよう取り組んでいきます。
ファンド | 主な 投資 対象 |
設定 年月 |
設定来騰落率(年率) | 超過収益率 (3)=(1)-(2) |
||
---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 特色等 | ファンド(1) | 市場全体(2) | |||
健康応援ファンド |
|
国内 株式 |
2008年 4月 |
+8.58% | TOPIX +6.90% |
+1.67% |
JPX日経400アクティブファンド |
|
国内 株式 |
2014年 2月 |
+12.71% | TOPIX +11.10% |
+1.61% |
宇宙関連グローバル株式【スペース革命】 |
|
外国 株式 (日本含) |
2018年 11月 |
+19.02% | MSCI World +18.37% |
+0.64% |
純資産総額
- お客様から信頼頂いているKPIとして、公募投資信託全体の純資産総額を設定しています。
- 内外株式の株価上昇を中心として、純資産総額は増加しました。
- 長期的なお客様の資産形成のお役に立っているかを測るKPIとして、公募投資信託のうち、NISA対象ファンド、確定拠出年金向け商品を“資産形成向けファンド”とし、その残高合計を設定しています。
- 内外株式の株価上昇を中心として、“資産形成向けファンド“の純資産総額は増加しました。
- お客様から信頼頂き、長期的な資産形成のお役に立っているかを測るKPIとして、NISA対象ファンドの純資産総額を設定しています。
- 内外株式の株価上昇に加えて、<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスへの資金流入により、残高が増加しました。
- お客様から信頼頂き、中長期的な資産形成のお役に立っているかを測るKPIとして、退職に向けて投資頂く商品の成長を測る確定拠出年金向け商品の純資産総額を設定しています。
- 確定拠出年金向け商品の純資産総額は、内外株式の株価上昇を中心として、昨年度から増加しました。
アワード受賞本数
- 第三者である外部機関からの評価を用いたKPIとして、R&Iファンド大賞受賞本数をお示しします。
R&Iファンド大賞受賞本数
2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
---|---|---|---|---|
11本 | 8本 | 5本 | 5本 | 9本 |
2024年受賞ファンド(評価基準日:2023年度末)
【バランス型(標準)】
投資信託部門:優秀ファンド賞
【テクノロジー関連外国株式】
投資信託部門:優秀ファンド賞
スペース革命
【バランス型(債券中心)】
投資信託10年部門:優秀ファンド賞
【バランス型(標準)】
投資信託10年部門:優秀ファンド賞
【バランス型(株式・REIT中心)】
投資信託10年部門:優秀ファンド賞
【バランス型(株式・REIT中心)】
投資信託部門:優秀ファンド賞
満足度調査結果(販売会社に対する調査)
- 第三者である外部機関からの評価を用いたKPIとして、R&I「ファンド情報」投信会社満⾜度調査の残高上位販社「総合評価」順位をお示しします。
- 「担当者の説明能力・人柄」部門や「商品企画力・開発力」部門の低下等により順位は悪化しましたが、今後改善に努めてまいります。
R&I「ファンド情報」投信会社満⾜度調査:残高上位販社「総合評価」順位
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
---|---|---|---|---|
11位 /24社 | 13位 /22社 | 9位 /26社 | 8位 /27社 | 14位 /28社 |
残高別ファンド本数
- ファンドガバナンスの取組み状況をお伝えするKPIとして、公募投資信託の残高別ファンド本数を設定しています。小規模ファンドの本数を減らし、規模の大きいファンドの本数を増やしていくことで、より効率的かつ安定的なファンド運営を目指します。
- 2020/3末と比較して、純資産総額が10億円未満の小規模ファンドが19本減少(1)する一方、100~1,000億円のファンドが13本増加(2)、1,000億円以上のファンドが2本増加(3)しました。
1ファンドあたり平均時価残高
- ファンドガバナンスの取組み状況をお伝えするKPIとして、1ファンドあたり平均時価残高を設定しています。より効率的かつ安定的なファンド運営に取り組んだ成果として、この残高の増加を目指していきます。
- 昨年度と比べて公募投資信託の純資産総額が時価増を中心に増加した為、1ファンドあたり平均時価残高は上昇しました。
データ閲覧にあたっての留意点
当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。また、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。
投資信託に関する留意点
- 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
- 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。投資信託の基準価額に影響を与える主なリスクは、各商品情報ページのインデックス「投資リスク」よりご確認いただけます。商品情報ページを表示するにはファンド名をクリックしてください。
- 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
- 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
- ご購入の際には必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。
当資料に関する留意点
- 当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。
- 当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
- 当資料のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。