TNFD Adopterへの登録について

ニッセイアセットマネジメント株式会社（社長：大関洋、以下「当社」）は、自然関連財務情報開示タスクフォース（Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、以下「TNFD」）^※1の取り組みに賛同し、TNFD Adopter^※2への登録を行いました。

当社は、2008年に国内株式運用においてESG分析を企業評価に組み入れて以降、幅広い資産クラスにおいてESG要素を考慮した運用に力を入れてきました。自然資本については、気候変動と並ぶ危機と言われており、各種規制の導入などによって企業価値への影響も高まってきています。今般のTNFDの提言を踏まえて、企業による自然関連の財務情報開示が充実することは、当社の運用にとっても重要になると考えています。こうした中、当社は、TNFD Adopterへの登録を通じて、TNFDの取り組みを支援するとともに、当社としてもTNFD提言を踏まえた情報開示に取り組んでまいります。

今後とも、ESG要素を考慮した運用のさらなる高度化や機関投資家としての社会的責任を果たすべく、不断の努力を続けてまいります。引き続きご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

TNFDは、自然関連の財務情報の開示に関する枠組みの開発を目的とし、2021年6月に国連環境計画金融イニシアティブ（UNEP FI）、国連開発計画（UNDP）、グローバル・キャノピー、および世界自然保護基金（WWF）により設立された。2023年9月には、その開示枠組みであるTNFD提言が公表された。
TNFD Adopterとは、TNFDのホームページへの登録を通じて、TNFD提言を踏まえた情報開示に取り組む意向があることを表明した組織のこと。尚、2024年1月10日までにTNFD Adopterへの登録を済ませた組織は、スイス・ダボスでの開催が予定されている世界経済フォーラム年次総会においてTNFD Early Adopterとして発表される予定。

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