投資信託には色々な分類方法があります。その分類を知ることによって、その投資信託がどんな投資信託なのか、知ることができます。
それでは、主な分類方法について見ていきましょう。
どんなタイプの投資信託がある?
投資信託の分類
- 株式投資信託と公社債投資信託
- 単位型と追加型
- 投資対象地域と投資対象資産
1.株式投資信託と公社債投資信託
投資信託はどんな資産で運用するかによって、「株式投資信託」と「公社債投資信託」に分けられます。株式の組入れが可能なものを「株式投資信託」と呼び、運用対象に株式を一切組入れず、債券やCP・CDやコールローン等短期金融商品を中心に運用するものを「公社債投資信託」と呼びます。ただ、日本では税法の規定により株式が1株でも組み入れできるものは「株式投資信託」に分類されます。このため、例えば国債や社債などを主な投資対象とする投資信託であっても、「株式投資信託」として分類されるものもあります。
2.単位型と追加型
株式投資信託や公社債投資信託は、最初の決められた期間しか購入できない「単位型」と、いつでも購入できる「追加型」に分類することができます(詳しくは関連項目(1)をご覧ください)。
3.投資対象地域と投資対象資産
投資信託の分類方法には「投資対象地域」や「投資対象資産」による分類があります。投資対象地域が国内なのか海外なのか、収益の源泉となる投資対象資産が株式なのか債券なのかは、商品により異なります。投資対象地域が同じでも、投資対象資産によって投資信託の運用成果は異なってきます。
ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって
当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。
投資信託に関する留意点
- 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
- 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。
- 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
- 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
- 投資信託をご購入される際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。
当資料に関する留意点
- 当資料に記載されている情報は、正確かつ信頼しうると考える情報源から入手した情報およびその情報を基に作成した情報であり、情報の正確性等については万全を期しておりますが、入手情報の誤り、またはその他の要因が有りうるため、当資料に記載される全ての情報の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。
- 当資料のグラフ数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
- 当資料のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
- 当資料の内容について、予告なく更新、変更、削除等をさせていただくことがあります。