自分にぴったりの金融商品とは何でしょうか?星の数ほどある金融商品から選び出すのはなかなか困難なものです。ただ、手順を踏んで選択していけば、自分に合った金融商品が意外と簡単に見つかるかもしれません。
自分にぴったりの金融商品を探すには?
次の3ステップは、自分にぴったりの金融商品をみつけるための一つの考え方です。
- ステップ1 運用目的を定めます
- ステップ2 その目的別に投資期間を決めます
- ステップ3 そのなかで重要度を判断します
ステップ1:運用目的を定めます
自分に合った金融商品を決めるために、まず資産の運用目的を考えてみましょう。例えば、「住宅資金を準備する」、「教育資金を準備する」、「老後の資金を準備する」、「車の購入資金を準備する」、「結婚資金を準備する」など、その目的はさまざまです。みなさんの今後の人生におけるイベントを想定して、そのための準備となる運用目的を定めましょう。
ステップ2:目的別に投資期間を決めます
次に目的別に投資期間を決めます。例えば、車などの購入なら3年程度、教育資金なら10年程度、老後の準備金なら30年程度とすることが考えられます。また、同時に、現在の貯蓄状況や収入の状況など、家計の入出金状況を大雑把でもかまいませんのでつかんでおきましょう。
ステップ3:「重要度」を判断します
運用目的と投資期間が決まったら「重要度」を決めます。どうしても必要不可欠な資金なのか、ある程度損しても生活には困らない余裕資金なのかを区別しておきましょう。例えば、教育資金などは必要不可欠の資金となりますので、その大部分は安全性の高い金融商品で増やした方が良いかもしれません。一方、年齢にもよりますが、若い世代から老後資金を準備する場合は時間的余裕がある分、一部は余裕資金として運用しても良いでしょう。 また、万が一に供える資金は、通常流動性の高い普通預金、MRFなどで運用を行いますが、ある程度(給与の3カ月程度)貯まったら残りは余裕資金に回すことも考えられます。このようにして余裕資金に回ったものは、株式や投資信託など収益性の高い金融商品で運用することもひとつの方法です。
ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって
当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。
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