投資信託の値段である「基準価額」は、運用会社によって毎日算出され、その金額は新聞や運用会社のホームページなどで調べることができます。でも、毎日チェックしなくてはならないものでしょうか?

基準価額は毎日チェックした方がいい?

基準価額の動きに一喜一憂する必要はありません。ただ、定期的に基準価額がいくらくらいになっているのか、確認しておくことをおすすめします。

投資信託は、中長期投資に向いた商品なので、必ずしも「基準価額」を毎日チェックして、その上げ下げに一喜一憂する必要はありません。ただ、「基準価額」が大幅に動いた場合は、せっかく決めた資産配分のズレにもつながりかねないため、定期的にチェックすることをおすすめします。

また、相場に大きな変化があった時は、基準価額をチェックしたり、関連する情報を集めたりすると良いでしょう。一般的に、基準価額が大きく下落したとき、運用会社は「臨時レポート」を出します。この「臨時レポート」には、基準価額の下落の理由、その見通しなどが書かれています(詳しくは関連項目(1)をご覧ください)。基準価額の大幅な下落時には、チェックすることをおすすめします。

関連項目1

▶「臨時レポート」

ニッセイアセットマネジメント

ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって

当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

投資信託に関する留意点

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。
  • 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
  • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
  • 投資信託をご購入される際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。

当資料に関する留意点

  • 当資料に記載されている情報は、正確かつ信頼しうると考える情報源から入手した情報およびその情報を基に作成した情報であり、情報の正確性等については万全を期しておりますが、入手情報の誤り、またはその他の要因が有りうるため、当資料に記載される全ての情報の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。
  • 当資料のグラフ数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
  • 当資料のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
  • 当資料の内容について、予告なく更新、変更、削除等をさせていただくことがあります。