投資信託へ投資するなら長期に保有したほうがよいといわれますが、なぜでしょうか?それは、長期で投資すると、いくつかのメリットを受けることができるからです。時間を味方につけて運用成果を高めていきましょう。
長期保有した方がいいの?
長期保有のメリット
- 複利の効果が大きくなります。
- 運用のリスクが低減します。
- コストの負担を軽くできます。
1. 複利の効果が大きくなります。
長期で運用する最大のメリットは、複利の効果を最大限に発揮できるという点です。これは長い期間、投資を続けていると、途中に発生する利子や分配金などを再投資することができ、利子や分配金にも利息をつけることができるためです。このように、長期投資は複利の効果を最大限に取り込むことができます。
2. 運用のリスクが低減します。
市場は、短期間でみると一時的要因で大きく変動することがありますが、長期間でみると、この変動リスクが小さくなる傾向があります。
3. コストの負担を軽くできます。
長期に投資信託を保有するメリットの一つには、購入時、解約時にかかってくる手数料の負担を軽減する効果もあげられます。投資信託の購入手数料が3%だったとしましょう。運用期間が1年の場合は収益に与えるマイナスの影響は3%ですが、運用期間が3年だと、1年当りで見たマイナスの影響は1%に縮小します。このように、保有期間が長くなれば1年当りの負担率が下がるので、収益に与える影響が軽減されます。
ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって
当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。
投資信託に関する留意点
- 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
- 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。
- 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
- 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
- 投資信託をご購入される際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。
当資料に関する留意点
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