株式や債券などで運用する投資信託。でも、投資信託って預金とどこが違うのでしょうか?
投資信託と預金との大きな違いは、預金が元本保証であるのに対し投資信託は元本の保証がないという点です。

投資信託と預金の違い

預金と投資信託

銀行はみなさんのお金を「預金」という形で集めて、そのお金を必要としている会社に貸し出します。一方、投資信託では、みなさんから集めたお金を株式や債券などに投資することによってその株式や債券を発行している会社に資金を供給します。

銀行も投資信託も、みなさんのお金を必要な人(会社)に結びつける仲介者の役割を果たす点では共通しています。ところが、銀行預金の場合は、会社に貸し出したことによって得た利息は銀行の収入となり、みなさんは銀行から一定の利息を受取るだけですが、投資信託では、運用を任される運用会社や財産の保管・管理を行う信託銀行は手数料を受取るだけに過ぎず、投資による収益はすべてみなさんのものになることに大きな違いがあります。

そのため、投資信託では投資の損失(資金を出資した会社が倒産。株券が紙切れになった!など)は直接、みなさんが負担することになります。投資によって大きな利益を得ることもありますが、逆に、場合によっては大きな損をすることもあるのです。

これに対し銀行預金では、会社への貸付の損失(お金を貸した会社が倒産して貸したお金を返してもらえない!など)は銀行が負います。預金者であるみなさんは元本と一定の利息の支払いを銀行から保証されているからです。もっとも、預金利息以上の収益は銀行のものとなり、みなさんがもらうことはできません。

ニッセイアセットマネジメント

ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって

当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

投資信託に関する留意点

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。
  • 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
  • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
  • 投資信託をご購入される際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。

当資料に関する留意点

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